IVC Filter の適応~基礎から応用まで~

VISTA開催にあたって

下大静脈フィルターは、下肢や骨盤内の静脈から遊離した静脈血栓が肺循環に流入することを防ぎ、肺血栓塞栓症の発症を回避するために、肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症の治療には欠くことのできない有用なデバイスです。最近では急性期の必要な時期に留置し、静脈血栓遊離の危険性が消失あるいは低下した時点で抜去・回収することが可能な非永久留置型フィルターの使用頻度が急速に増加してきております。しかしながら、ひとたびフィルターの使用法を誤ると、肺血栓塞栓症発症予防効果が低下するだけでなく、むしろ重大な合併症を引き起こすことにつながります。

VISTAの講習会は、下大静脈フィルター使用経験のないあるいは少ない方を対象に、限られた参加人数で時間をかけて、肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症の基本から、下大静脈フィルターの適応や適正使用法、フィルター留置や回収方法のコツに至るまで、十分に時間をかけて講義し、さらに動物モデルを用いたフィルター留置/回収手技の実技指導までを行い、正しいフィルターに関する知識や技術を身につけて頂くことを目的に開催しております。

たいへん良い機会だと思いますので、是非、参加して頂ければと存じます。

三重大学医学部附属病院 循環器内科 科長 山田典一

次回開催のお知らせ

日時: 2017年5月27日 (土) 9:00~16:30 予定
会場: 神戸MEDDEC (〒650-0047 神戸市中央区港島南町7-1-16)
参加費: 無料
共催: 肺塞栓症研究会

*本コースは経験症例数10 例未満の先生を対象とした内容となっております。

*定員になり次第、受付を終了致します。

講師・指導医師:

山田 典一 先生 三重大学医学部附属病院 循環器内科

小泉 淳 先生 東海大学医学部付属病院 画像診断科

安齋 均 先生 太田記念病院 循環器内科

スケジュール

時間 スケジュール
AM 各講師による説明
  • 病態
  • 解剖
  • 診断
  • 治療について
PM 静脈モデル及び生体を使用したハンズオン

お問い合わせ

お手数ですが弊社営業担当者までご連絡をお願い致します。
フォーム内容は担当者へ送信されました。

参加者のコメント

  • Gunther抜去に関して未だ不安な点は残るが、今回参加出来て非常に勉強になった。このVISTAで学んだ事を忘れない内に、留置、抜去を施行したい。また、若手DrへもGunther留置、抜去をしっかり覚えて貰いたいので、近日中に医局説明会を開催してほしい。
  • IVC Filterの適応についてよく分からないまま使用してきたことも多く今回のVISTAは非常に勉強になった。特に下大静脈に血栓がある場合などは、適応等に関して情報もなく、腎静脈直下に留置するのを躊躇うこともあったが、今回適応について学ぶことが出来てとても参考になった。Filterは下の先生にやらせることも多いがGuntherを使用する際はまずは自分でやりたい。自分の世代で新しいデバイスを使用するには上を説得する裏付けも必要になってくるので今回のような場はありがたい。
  • 非常に勉強になり良かった。うちの病院でもう一人フィルターを留置するDrがいるので、次回は是非呼んでもらいたい。今後Filterを使用する際はGunther以外考えられない。ただ、提示して頂いたフィルター合併症にはかなり衝撃を受け、使用に関して若干の恐怖も覚えます。Guntherは非常に良いFilterであるが、使い方が煩雑なのが欠点。なので、生体を用いたハンズオンは非常良かった。
  • 今回の会に参加できすごくDVTの知識、手技内容など理解できました。Gunther使用経験はありますがここまで理解しての経験ではなかった為、新鮮な感じで学ぶことができた。戻ったら院内で今回参加した内容報告会をします。報告会最後に院内でハンズオンなど皆に提案したい。
  • 今まで他社製フィルターのみ使用だった為、Guntherを始めて操作して安全に留置、回収の操作が学べてよかった。院内ではGuntherを使用しているが、いつも見ているだけでまだ手技をさせてもらったことがなかった。会から戻ったら、上のDrから次回症例での留置、回収の指示が出てるので嬉しい。内容もすごくわかりやすかったので、またこのような機会があれば呼んで欲しい。